デイサービスに興味があるが、
どのような施設なのか分からない
という人がいるかと思います。
利用したいという人の中には
食事のことを心配している人もいます。
偏食だけどなじむかどうか、アレルギーに
対応してもらえるのか、嚥下が難しく
誤嚥性肺炎が心配という人もいます。
そのような細かな希望に対応するため
大規模なデイサービスでは調理師が
いることがあります。
調理師は管理栄養士や栄養士などの
公的な資格を持っている場合もあれば
無資格の人もいます。
高齢者になると、必要になる栄養素も
変化していくため、量は少なくても
栄養がバランスよくなるように工夫
する必要があります。
また、嚥下が困難なら刻んだり
とろみを加えたりと個別のメニューを
作る必要があります。
大規模なデイサービスとなると職員も
合わせて100人規模の食事を作る必要が
あるため、体力の必要な仕事と言えます。
小規模なデイサービスになると、専属の
調理師は必ずしも必要ではありません。
例えば、栄養士と介護職員を兼務するなど
複数の仕事を行う調理者が必要となります。
また、別の会社に食事を依頼したり
施設のスタッフが順番に作る場合もあります。
数年前までは、運ばれてくる食事は冷めている
ことがありおいしいとは言えませんでしたが
現在では直前まで温かい食事となるように工夫
されています。